メインテナンスとは 

インプラントのメインテナンス

目黒区祐天寺駅徒歩2分にある当院では、精密な診査・診断、安全性を高めた治療を追求し、長期的に機能させ、全身の健康を守るためのインプラント治療を提供しています。ここでは、メインテナンスについてご説明させて頂きます。

術後は定期的にメインテンスを受けましょう

インプラントは手術して終わりではなく、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けましょう。そのことがせっかく入れたインプラントを長持ちさせることにつながります。

なぜメインテナンスが必要なのか

歯を失った事には原因がある

ではどうして定期的なメインテナンスが必要なのでしょうか。現在、歯周病については依然と比べて一般の方々への知識も広まってきているように感じます。そもそもインプラントになるには歯を失ったわけですから、その原因があります。先天的なものや、事故やケガで歯を失ったといったケース以外では、まず歯周病があげられます。日本人の歯を失う原因の1位は歯周病です。若いころはむし歯の方が多いのですが、年齢を重ねるにつれて、歯周病が原因で歯を失うことが多くなります。

 


歯周病予防にはセルフケアと歯科医院でのが必須

この歯周病は厄介な病気で、細菌が直接的な原因となり、そこに体質や生活習慣などのリスクファクターが加わって、強く症状の出る人、ゆるやかに進行していく人などの差がついてきます。しっかりブラッシングなどをおこなっていないと、歯垢(プラーク)や歯石ができてきます。このプラークにはおびただしい数の細菌が集まっており、また、歯石が出来るとよけいにプラークがつきやすくなります。そして目に見える部分であればブラッシング(セルフケア)で除去しやすいのですが、歯ぐきの奥に入ってしまった歯石やプラークは容易に除去できません。放置しておくと時間をかけて歯周病が進行して歯を支える骨を溶かしてしまうのです。歯周病を進行させず、歯を守っていくためには、プラークコントロールが大切になります。そして目に見えない部分のプラークや歯石の除去は歯科医院で行わなければ難しいのです。

インプラントも天然歯と同様に歯周病になる

さらにインプラントにも同じことがいえます。セルフケアでのプラークコントロールと歯科医院での定期メインテナンスを怠ってると、歯周病になります。もともと歯を失った原因が歯周病だった方であればなおのことです。このインプラントの歯周病のことをインプラント周囲炎といいます。インプラント周囲炎では、インプラント自体が人工物ですので、天然の歯に起こる歯周病よりも進行が速い特徴があります。そのため歯科医院でのメインテナンスを定期的に受けることがとても大切なのです。


定期メインテナンスの間隔や内容

定期メインテナンスの頻度、来院の間隔は人それぞれです、が、おおむね3か月に1階(年4回程度)が多い傾向にあります。定期メインテナンスの際には、インプラントと他の天然歯も含めて、全顎的に口腔内を検査し、異常がないかを確認します。その後はプロによるクリーニングで、インプラント部分や天然歯も含め、ご自身では清掃し切れない部分までしっかりと汚れやプラークなどを除去していきます。